ママの転職。子供を育てながらの仕事探しは色々考えるものがありますよね。
私は新卒から9年間勤めた中小企業をやめることを決めて転職活動をし、大手の一部上場企業2社から内定をいただきました。
うち一社は世界的に名前が通じる企業で、事務系総合職としての内定です。
と思ってしまうかもしれませんが、そうとは限りません。(企業によっては不利になることもありますが…)
子供がいて中小企業出身でも、大手の上場企業から内定をいただくことは可能です!
今回は私が転職活動をしたうえでのポイントをご紹介します。
- 強みを仕事でどう活かせるのか考えておく
- 出来ること、できないことをはっきりさせる
- 子供が体調を崩したらどうするか考えておく
- 転職エージェントを上手に利用する
もくじ
私のステータス
特別に優秀でなくても、子持ちで大手に転職できるということを証明するために、まずは私のステータスから紹介します。
最終学歴:文系私大
経歴:購買1年半、生産技術6年、経営1年半
子供:小学生1人、幼稚園児1人
文系卒なのに、なぜか本来理系の部署である生産技術の経歴が一番長いという、よくわからない経歴の持ち主です(;´Д`A “`
今回私が内定をいただいたのは2社とも海外系の業務です。
採用された職種に一番近い経歴は購買ですが、たった1年半しかやっていなかったうえにブランクがあったにも関わらず内定が出ました。
ですので、あまり経歴年数を気にしすぎなくても良いと思います。
ワーママがキャリアアップの転職を成功させるポイント
何かアピールできることを一つは持っておくこと
転職活動で必ず聞かれるのは『自分の強みを業務でどう活かせるか』です。
アピールできることを最低でも一つは用意しておく必要があります。
私は海外系の業務に応募し、TOEICスコア(830点)と英語で海外と業務を行っていた経歴をアピールしました。
TOEICスコアは短期間であげられますので、海外との業務経験がある方はスコアをあげておくことをおすすめします。
TOEICスコアを2ヶ月で170点あげて800点越えした勉強法
(ただし英語を使った業務経験がないと、スコアがあってもあまり評価されないので注意してくださいね!)
私の場合は英語でしたが、
- パソコンスキル(ワード、エクセル、パワーポイントなど)
- 各種資格とそれを活かした実務経験
- マルチタスクを効率よくこなす能力(ママならできるはず!!)
分からなかったら周りの人に聞いてみるのもアリです。
私も友達に
『さあ、才能に目覚めよう』という本についているストレングスファインダーという診断をするのもおすすめです。
私もやりましたが、結構当たっていました。
それをもとに過去に自分が仕事でやってきたことを考えると、アピールできることが見つかりますよ!
自分ができること・できないことをはっきりさせておくこと
中途採用は新卒とは違い、即戦力になることを求められます。
ですので面接でも「どんな仕事ができるのか」ということを突き詰めて聞かれます。
一度自分の経歴を見直し、どんな仕事ができて、どんな仕事ができないのかをはっきりさせておいてください。
経験がない仕事について質問されたときの答え方
面接官
と、経験がない仕事について聞かれたときに、単に
と答えるだけでは、面接官の心象が悪くなりますし、そこで回答は終了します。
すごくもったいないです。
経験のない仕事について聞かれたときは
というように答えるようにするといいですよ。
そこからさらに質問が来る場合もありますし、こうやって答えておくことで、自分の能力がどれくらいなのかを面接官に正確に伝えられます。
質問に的確に答えるためにも、自分の経験についてはしっかりと振り返っておいてくださいね。
子供の体調が悪い時にどうするのかを考えておくこと
子供がいるというとほぼ必ず面接で聞かれる質問です。
私は幸い夫が融通の利く仕事をしているので、それを説明し「夫に助けてもらいます」と回答していました。
とても悲しいですが、小さい子供がいて、子供の熱などでいつ休むかわからないとなると、なかなか受け入れてもらえない現実があります。
子供が病気になった時にどうするのかは前もって考えておいてください。
- 実家(もしくはきょうだい)に頼る
- 病児保育を利用する
など方法は色々あります。
では、仕事上でも行き当たりばったりなのではないか、という印象を持たれても仕方ありません。
前もって対策しておいてくださいね。
転職エージェントを利用し、情報をもらうこと
私は転職サイトにもたくさん登録しましたし、転職エージェントも利用しましたが、やはり転職エージェントの方が色々な情報が手に入って助かりました。
転職エージェントは無料で使えますので、最低でも2~3社は登録しておくことをおすすめします!
家庭と両立しやすい企業を教えてもらえる
ママは仕事だけに明け暮れるわけにはいきません。
前もって
と伝えておいたら、子持ちの女性が働きやすい企業の情報を用意していただけました!
エージェント
というような感じで、アドバイスもいただけました。
入ってから『こんなはずじゃなかったのに…』と失敗する確率は少なくなると思います。
自分に合ったポジションの求人を見つけてもらえる
エージェントで面談をすると、自分に合ったポジションの求人をいくつか紹介してもらえます。
他には、一度採用を見送りになった企業についても
エージェント
というように、別のポジションの情報を持ってきていただけたりしました。
私が内定をいただいた一社は、本来応募したポジションでは見送りになりましたが、別ポジションでの応募を提案され、応募したものです。
自己応募だとこういうパターンはなかなかありませんので、とてもありがたいですね!
面接対策がしやすい
エージェントは、過去に面接でどのようなことを聞かれたのか、情報を持っています。
面接前に、質問内容であったり、どんな人が好かれるのかなどを教えていただけるので、面接対策がしやすいです。
例えば
エージェント
などと教えていただけたりしました。
好かれる人物像に無理してあわせるのは、内定をいただいて入社した後に辛くなりますのでやめたほうが良いですが、人物像を少し意識するだけでも効果はあると思います。
エージェント経由でしか応募できない求人がある
私が今回内定をいただいたうちの一社の求人情報は、普通には公開されていなくて、エージェント経由でしか応募できない、いわゆる『非公開求人』でした。
優良企業の場合、普通の転職サイト経由で募集すると応募が殺到して大変なことになるため、エージェントを通じてしか求人を出していない会社があります。
私はエージェントも転職サイトも使いましたが
- 転職サイト:派遣の求人が多い
- 転職エージェント:優良企業の求人が多い
という印象を持ちました(100%ではありませんが…)
エージェント経由で人を採用すると、採用した企業は採用した人の年収の約30%をエージェントに支払うことになります。(採用された人の給料から引かれるわけではないので安心してください)
ですので、儲かっていない会社はエージェントを使えません。
そういった意味でも、エージェント経由で求人を出している企業はいい会社が多いと思います。
ワーママが転職で内定を獲得するポイントまとめ
- 強みを仕事でどう活かせるのか考えておく
- 出来ること、できないことをはっきりさせる
- 子供が体調を崩したらどうするか考えておく
- 転職エージェントを上手に利用する
子持ちは嫌がられそうだし…
私も誇れるキャリアもなく、どうせ無理だと思ってダメで当然で応募してみたところから内定をいただきました。
語学力しか取り柄がない私が、男性社会だと言われるメーカーから総合職で内定をいただけたのだから、誰にでもチャンスはあるはずです!
キャリアの棚卸をしたうえで、エージェントをうまく利用して転職活動をしてみて下さいね。